「LINEスタンプを作ってみたいけど、絵が苦手で…」
「アイデアはたくさんあるのに、それを形にする時間がない…」
今、このページを読んでいるあなたは、きっとこんな風に感じているんじゃないでしょうか。
何を隠そう、何を隠そう、私もそうでした。オリジナルのスタンプを作ってみたいとずっと思っていたけれど、絵が苦手だし、イラストを描く時間もなかなか取れない。諦めかけていたときに、ふと目にしたのが、AIでLINEスタンプを作るという情報でした。
「AIがスタンプを作ってくれるなんて、本当に可能なの?」
最初は半信半半疑でしたが、実際に試してみると、想像以上に楽しくて、そして便利だったんです。
この記事では、AIを使ったLINEスタンプの作り方から、超重要な規約や著作権の注意点、そして私の失敗談まで、全てを包み隠さずお話しします。
さあ、あなたのアイデアをAIの力で形にしてみませんか?
AIでLINEスタンプを作るってどういうこと?
まずは、AIでLINEスタンプを作るのがどういうことなのか、そのメリットについてお話しします。
メリット1:絵が描けなくても、アイデアを形にできる
AIでLINEスタンプを作る最大のメリットは、絵が描けなくても、あなたのアイデアを形にできることです。
- 「こんなキャラクターのスタンプがあったら面白いのに!」
- 「こんなセリフに合うスタンプが欲しい!」
AI画像生成ツールを使えば、あなたの頭の中にあるイメージを、文字で伝えるだけで、AIが自動的にイラストにしてくれます。
メリット2:短時間で大量のスタンプを制作できる
LINEスタンプは、最低でも8個(メイン画像1個、スタンプ画像8個)から申請できますが、多くのクリエイターは、32個や40個といった数を制作します。
イラストを1から自分で描くとなると、かなりの時間がかかりますよね。
でも、AIを使えば、プロンプト(AIへの指示)を変えるだけで、次々とイラストを生成できます。短時間で大量のスタンプを制作できるため、効率的にあなたのアイデアを形にすることができます。
メリット3:アイデア出しのツールとしても優秀
AIは、アイデア出しのツールとしても非常に優秀です。
- 「このキャラクターに、どんな表情をさせよう?」
- 「このセリフに合うイラストは、どんなものだろう?」
AIに様々なプロンプトを与えて画像を生成することで、あなたの想像を超える新しいアイデアや表現に出会うことができます。
【超重要】AIでスタンプを作る前に知るべき「LINEスタンプの審査」
ここからは、AIでLINEスタンプを作る上で、最も重要で、絶対に知っておくべきことについてお話しします。
AIで生成したスタンプは、LINEの審査を通過しないと販売できません。
LINEの審査ガイドライン:AI生成コンテンツに関する規約
LINEスタンプの審査ガイドラインには、「AIによって自動生成されたコンテンツのみで制作されたもの」は、審査対象外になる可能性があると明記されています。
これはどういうことかというと、「AIが作ったものを、そのまま申請するだけではダメ」ということです。
- AIで生成した画像を、自分で加工・修正する
- 手書きの文字を入れる、背景を透過させる
といった、「クリエイターの工夫」が必要になります。
著作権と商用利用:AI生成画像の権利について
AIで生成した画像は、著作権がどうなるのか、非常に複雑な問題です。
- 商用利用が許可されているか?
- 元画像が著作権侵害にあたる可能性はないか?
AI画像生成ツールの中には、商用利用が許可されているもの、されていないものがあります。必ず、各ツールの利用規約を確認しましょう。
失敗談:規約を読まずに生成してしまい困った話
実は私、最初は何も考えずにAIで画像を生成し、そのままスタンプにしようとしたんです。
でも、いざ審査ガイドラインを読んでみると、「これ、そのままじゃダメじゃん…」と気づきました。さらに、使っていたAIツールの規約が、商用利用NGだったんです。
結局、その画像をスタンプとして使うことはできませんでした。この失敗から、私は「AIは、必ず規約を確認してから使う」ことを学びました。
【初心者向け】AIでLINEスタンプを生成する具体的なステップ
ここからは、実際にAIでLINEスタンプを生成する具体的な手順を解説します。
ステップ1:AI画像生成ツールを選ぶ
まずは、どのAI画像生成ツールを使うか選びます。
- Stable Diffusion:
- 無料で利用でき、非常にカスタマイズ性が高いツールです。
- Midjourney:
- 有料ですが、クオリティの高い画像を生成できることで有名です。
- スマホアプリ:
- 手軽にAI画像を生成できるスマホアプリも多数あります。
ステップ2:画像を生成する
ツールを選んだら、実際に画像を生成してみましょう。
- プロンプト(AIへの指示)の工夫:
- キャラクターの特徴: 「大きな目」「黒髪ショート」「猫耳」など、具体的に指示します。
- 表情や動き: 「笑顔」「泣いている」「走っている」など、スタンプにしたい感情や動きを指示します。
- 画像生成のコツ:
- 呪文(プロンプト)を試行錯誤する: 同じ指示でも、生成される画像は毎回異なります。色々なキーワードを組み合わせてみましょう。
- AIの「クセ」を理解する: AIは、手や指の描写が苦手だったり、同じキャラクターを安定して生成するのが難しかったりします。AIのクセを理解して、うまく付き合っていくことが大切です。
ステップ3:画像を加工する
AIで生成した画像は、そのままではLINEスタンプとして使えません。
- 背景透過:
- Photoshopや無料で使える「Canva」などの画像編集ソフトを使って、背景を透過させます。
- 文字入れ:
- 「OK!」「ありがとう」「おつかれさま」といったセリフを入れます。
- サイズ調整:
- LINEスタンプの規定サイズに調整します。
AIスタンプのクオリティを上げるコツ
AIで生成したスタンプのクオリティを上げるには、いくつかのコツがあります。
コツ1:統一感のあるキャラクターを作る
同じキャラクターなのに、スタンプごとに顔や雰囲気が違うと、ユーザーは混乱してしまいます。
- プロンプトを固定する:
- 最初に作ったキャラクターのプロンプトを保存しておき、同じプロンプトを使い回すことで、統一感のあるキャラクターを生成しやすくなります。
コツ2:感情や動きをプロンプトで細かく指示する
スタンプは、感情や動きを伝えることが重要です。
- 「笑顔」だけでなく、「目をキラキラさせて笑顔」「満面の笑み」といったように、より具体的な指示を出してみましょう。
コツ3:最終的には自分で加工・修正する
AIで生成した画像は、完璧ではありません。
- 修正する:
- 指の本数が多すぎる、背景に変なものが写り込んでいる、といった部分は、自分で修正しましょう。
- 加工する:
- AIで生成した画像を元に、自分で線を加えたり、色を調整したりすることで、あなただけのオリジナルスタンプに仕上げることができます。
まとめ:AIは「最強の相棒」!あなたのアイデアを形にしよう
この記事では、AIを使ったLINEスタンプの作り方について、様々な角度から解説しました。
- AIは、絵が描けなくても、短時間でアイデアを形にできる、素晴らしいツールです。
- ただし、AIでスタンプを作る際には、規約や著作権を必ず確認し、自分で加工・修正することが重要です。
- AIは魔法の道具ではなく、「最強の相棒」です。
AIを上手に使いこなせば、あなたの創作活動の可能性はさらに広がります。
この記事が、あなたのその一歩を踏み出すきっかけになれば、これ以上嬉しいことはありません。さあ、AIと一緒に、あなたのアイデアを形にしてみませんか?
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