はじめに:なぜ今、クリエイターがインスタリール動画をやるべきなのか?
正直な話、私はイラストやデザインを投稿するとき「静止画だけで十分じゃない?」と思っていた時期がありました。でも、Instagramのリール動画を試し始めてから流れが大きく変わったんです。
フォロワー以外の人にも自分の作品が届きやすくなり、「こんなに広がるんだ」と実感しました。今のInstagramは、静止画よりもリール動画の方が拡散力があるのは間違いありません。
特に2024年以降、アルゴリズムの仕様変更もあり、リールは 「新しい人に見てもらうための入り口」 になっています。作品を多くの人に届けたいクリエイターこそ、今リール動画を取り入れるべきだと感じています。
リールは作品を広める最高のツール
Instagramのリールは、フォロワーのタイムラインだけでなく、発見タブやリール専用のフィードに流れます。つまり「あなたを知らない人」に届くチャンスが圧倒的に多いのです。
私自身、イラストの静止画投稿では「いいね」が数十件止まりだったのに、リール動画では数千回再生されることもありました。もちろん全ての動画が伸びるわけではありませんが、「知らない人に見てもらえる可能性」が広がるだけでもリールを使う価値は十分にあります。
静止画投稿だけではもったいない!アルゴリズムの仕組みとリーチの広さを解説
Instagramのアルゴリズムは「ユーザーが長く滞在するコンテンツ」を優先的に表示します。つまり、数秒でスクロールされてしまう静止画より、10~15秒でも見続けてもらえるリールの方が評価されやすいんです。
さらに、リールはTikTokと似た「スワイプ式の視聴体験」になっているため、次々と新しい人の目に触れる仕組みがあります。ここがフィード投稿やストーリーズと決定的に違う点です。
【初心者向け】リール動画制作、まず何から始める?3つのステップ
リール動画を始めたいけど「何をどう作ればいいの?」と悩む人も多いと思います。私も最初は戸惑いました。そこで、初心者でもスムーズに取り組める3つのステップを紹介します。
ステップ1:リール動画を「何のために」作るか、目的を明確にする
「フォロワーを増やしたい」「作品を販売につなげたい」「ファンとの交流を深めたい」…目的によって作り方は変わります。
私は「まずは自分の作品を多くの人に知ってもらう」ことを第一のゴールにしました。その結果、動画の内容やトーンも自然と決まっていきました。
ステップ2:ネタのアイデア出しは「いつもの制作」の中にヒントがある
「特別な企画を考えないと…」と思うとしんどくなります。でも実際には、普段の制作過程こそネタの宝庫。
・下書きを描いている手元
・色を塗る前後の比較
・完成までのタイムラプス
こうした「日常の延長」を動画にするだけで、見ている人には新鮮に映ります。
ステップ3:動画編集アプリの選び方(無料アプリからプロ仕様まで)
私は最初、Instagramアプリ内の編集機能だけで十分だと感じました。カット、音楽、テキスト入れはアプリ内で完結します。
もっと凝った編集をしたい人は CapCut や VN などの無料アプリがおすすめ。プロ志向なら Premiere Pro や After Effects を選ぶと表現の幅が広がります。
【ネタ切れ解消】作品を活かすリール動画のアイデア集10選
私が試したり、周りのクリエイターが実践していて「これは伸びやすい」と感じたアイデアを紹介します。
- イラストの「メイキング動画」
- 「お絵描き講座」風の解説
- デジタル・アナログツールの「レビュー動画」
- 制作環境を公開する「作業部屋紹介」
- オリジナルグッズの「紹介・梱包動画」
- タイムラプスで完成までを凝縮
- ラフ画と完成絵を比較する「ビフォーアフター」
- 塗り絵やカラーリングの過程を早回しで
- 1日をまとめる「クリエイターのライフログ風」
- 失敗作やNGシーンを公開して親近感を出す
【失敗談も公開】知っておきたい!リール動画をバズらせるためのコツと落とし穴
私もいくつも失敗してきました。
- ただの自己満足動画になってしまう
作品紹介だけで「誰に届けたいか」を考えなかった時は伸びませんでした。 - 再生回数を増やす3つのポイント
- BGMは「今流行っている曲」を選ぶ
- ハッシュタグは10個前後、英語と日本語を組み合わせる
- 投稿時間は夜20~23時がベスト(日本時間の場合)
- やってはいけないリールの使い方
文字を詰め込みすぎたり、動画が長すぎたりすると離脱率が高くなります。
インスタリールでファンを増やすための「人柄ブランディング」
リールは作品だけを見せる場ではありません。むしろ「人柄」が伝わる方がファンが増えます。
作品だけでなく「あなた」を好きになってもらう重要性
正直、作品の上手さだけでは差別化は難しいです。だからこそ「誰が作っているか」を伝えることが大切。
顔出ししなくてもOK!人柄を伝えるための具体的な方法
- 作業机の一部を映す
- 制作に使うお気に入りのアイテムを紹介する
- 字幕で「小さな一言コメント」を入れる
こうした工夫で、顔を出さなくても人柄は自然と伝わります。
まとめ:リール動画は「続けること」が一番の武器
リールを始めて実感したのは、「一発バズるより、コツコツ続ける方が強い」ということです。
最初の数本は再生数が伸びなくても、10本、20本と続けるうちに必ず見てくれる人は増えてきます。
完璧を目指す必要はありません。まずは 「投稿すること」 が一番の第一歩です。
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