こんにちは!「創作情報サイト めいくりむ」のりむです。
突然ですが、あなたには「渾身のオリジナル曲を作ったけど、なかなか聴いてもらえない…」なんて悩みはありませんか? せっかくの素晴らしい曲も、誰かの耳に届かなければもったいないですよね。
そんな時、強力な味方になってくれるのが「TikTok」です。いまやクリエイターが自分の作品を発表し、一躍有名になるための最有力プラットフォームの一つと言っても過言ではありません。でも、ただ投稿するだけじゃダメなんです。「バズる」ためには、ちょっとしたコツと戦略が必要なんですよ。
今回は、私自身もTikTokでの発信を続けている中で見えてきた「オリジナル曲をバズらせるための秘訣」を、具体的に、そして正直にお伝えしていこうと思います。
なぜ今、TikTokでオリジナル曲を投稿すべきなのか?
「TikTokってダンス動画のイメージだけど…」そう思っている方もいるかもしれませんね。でも、それはもう古い情報です!
TikTokは、短尺動画に特化したプラットフォームだからこそ、たった数秒で人の心を掴む「音」の力が非常に重要視されています。だからこそ、クリエイターがオリジナル曲を発表する場として、これほど適した場所は他にありません。
- 拡散力の高さ: TikTokのレコメンド(おすすめ)機能は、まだフォロワーが少なくても、動画の質が高ければ爆発的に再生される可能性があります。これが他のSNSにはない大きな魅力です。私も実際に、フォロワー数ひと桁台のときに作ったBGMが数万回再生された経験があります。「これがTikTokか!」と衝撃を受けましたね。
- 音楽が主役: ダンス動画はもちろん、Vlog、解説動画、ASMRなど、あらゆるジャンルの動画で「音源」が使われています。あなたのオリジナル曲が、誰かの動画のBGMとして使われることで、芋づる式に拡散されていくチャンスがあるんです。
- 新たなファン層の獲得: 普段、音楽アプリやYouTubeでは出会えないような、新しい層のユーザーにあなたの曲を届けることができます。特に若年層へのリーチ力は圧倒的です。
とはいえ、ただ投稿すればバズるわけではありません。私も最初は手探りで、鳴かず飛ばずの時期もありました。そこで学んだのが、TikTokならではの「バズり方」なんです。
【実践編】オリジナル曲をバズらせるための4つの戦略
ここからは、実際に私が試して効果があったり、バズっている曲を分析して見えてきた具体的な戦略をお話ししていきます。
1. 「音源」としての使いやすさを追求する
あなたのオリジナル曲は「TikTokの動画のBGM」として使われることを意識していますか?
これは非常に重要です。いくら良い曲でも、動画に合わなければ使ってもらえません。
- 尺を意識する: TikTok動画の主流は15秒〜60秒。曲全体を投稿するのではなく、最もキャッチーなサビや印象的なフレーズを10秒〜15秒程度に切り出して投稿しましょう。私も、フル尺の曲を投稿する際は、まず短い「切り抜き音源」を先行して投稿し、そこで反応が良ければフル尺の公開を告知する、という流れでやっています。
- 汎用性の高いメロディ/雰囲気: 特定のジャンルに特化しすぎず、Vlog、日常風景、解説など、様々なシーンに合うような、汎用性の高い明るい曲調や、感情を揺さぶるエモーショナルな曲は人気が出やすいです。歌詞がないインスト曲も、使いやすさの点で有利です。
- 繰り返し聴きたくなる中毒性: 頭に残るフック、リズム、ユニークな音色など、聴いていて「もう一回聴きたい!」と思わせる中毒性がバズる曲には不可欠です。私も、作業中にTikTokを垂れ流していると、特定の音源が何度もリピート再生されていて、「この曲なんだろう?」と検索してしまうことがよくあります。
2. 視覚と聴覚を同時に掴む動画制作
「音源が主役」とは言え、TikTokは「動画プラットフォーム」です。あなたの曲の魅力を最大限に引き出す動画作りも欠かせません。
- 曲のコンセプトに合った映像: シックな曲なら落ち着いた映像、アップテンポな曲なら動きのある映像など、曲の雰囲気に合わせた視覚的な演出をしましょう。MVのように作りこむ必要はありませんが、少なくとも「この曲を聴くとこんな世界観が見える」というイメージを伝えられると強いです。
- シンプルなテロップやエフェクト: 歌詞がある場合は、歌詞テロップを入れることで、ユーザーに曲の世界観をより深く伝えることができます。TikTokの標準機能にあるエフェクトやフィルターも積極的に活用して、視覚的な楽しさを加えましょう。
- 「ループ感」を意識した編集: 短い尺の動画の場合、シームレスにループするように編集すると、ユーザーが何度も見てくれる可能性が高まります。私も、背景動画を作る際は、始まりと終わりが自然につながるように意識しています。
3. ハッシュタグとキャプションでリーチを広げる
TikTokの拡散において、ハッシュタグは非常に重要な役割を果たします。
- 関連性の高いハッシュタグ: あなたの曲のジャンル(#LoFiHipHop #EDM #癒しBGM など)、楽器(#ピアノ曲 #ギターインスト など)、曲のテーマ(#作業用BGM #眠れる音楽 #朝活 など)など、できるだけ具体的に関連性の高いハッシュタグを複数つけましょう。
- トレンドハッシュタグの活用: TikTokの「おすすめ」や「発見」タブで、今流行しているハッシュタグをチェックし、あなたの曲に合うものがあれば積極的に取り入れましょう。ただし、無理やり関係のないハッシュタグをつけると、かえってエンゲージメントが下がる可能性があるので注意が必要です。
- 「オリジナル音源」のタグ: 自分の曲を投稿する際は、必ず**#オリジナル音源** や #オリジナル曲 のハッシュタグをつけましょう。これにより、他のユーザーがあなたの音源を見つけやすくなります。
- キャプションで呼びかける: 「この曲、何に使いたい?」や「あなたの好きな〇〇の曲を教えて!」など、ユーザーにコメントを促すような問いかけをキャプションに入れると、エンゲージメントが高まりやすくなります。
4. コミュニティとの交流とUGCの創出
TikTokは、一方的に発信するだけでなく、ユーザーとの交流が非常に活発なプラットフォームです。
- コメントに返信する: 投稿されたコメントには、できるだけ丁寧に返信しましょう。ファンとの絆を深めるだけでなく、TikTokのアルゴリズム的にも「活発なアカウント」と認識されやすくなります。
- 「使ってみた」動画をチェック: あなたの音源を使って動画を作ってくれたユーザーがいたら、積極的に「いいね」やコメントを送りましょう。さらに、その動画をデュエット機能やスティッチ機能で自分の動画として紹介することもできます。これは、UGC(User Generated Content:ユーザー生成コンテンツ)の創出に繋がり、自然な形であなたの曲が広がるきっかけになります。
- 人気クリエイターとのコラボレーション: もしチャンスがあれば、TikTokで影響力のあるクリエイターにあなたの曲を使ってもらうよう依頼するのも一つの手です。ただし、これは非常に難易度が高いので、まずは地道に自分の曲の魅力を高めていくのが先決です。
バズらない時に見直したい3つのポイント
「頑張って投稿してるけど、なかなかバズらない…」そんな時は、以下のポイントを見直してみましょう。私もこれで何度も壁を乗り越えてきました。
1. 投稿頻度と時間帯
TikTokのアルゴリズムは、継続的な投稿を好む傾向にあります。週に数回でも良いので、定期的に投稿を続けることが大切です。また、ユーザーがTikTokを最も利用している時間帯(夜20時〜24時頃、休日の日中など)を狙って投稿するのも効果的です。
2. 他のSNSとの連携
TikTokだけでなく、InstagramのリールやYouTubeショートなど、他の短尺動画プラットフォームにも積極的に投稿しましょう。プラットフォームごとにユーザー層が異なるため、より多くの人にあなたの曲を届けることができます。私も、TikTokでバズった音源は、必ず他のSNSにも展開するようにしています。
3. 諦めない心と試行錯誤の精神
正直なところ、バズる曲は「運」の要素も少なからずあります。しかし、その「運」を引き寄せるのは、諦めずに試行錯誤を続けるクリエイターです。
- 「この曲はダメだったけど、次はどんな曲ならウケるだろう?」
- 「この動画の編集は反応が悪かったな。次は違うパターンを試してみよう」
このように、常に改善点を探し、新しいことにチャレンジする姿勢が、成功への一番の近道だと私は信じています。
まとめ:諦めずにあなたの音を世界へ届けよう!
TikTokでオリジナル曲をバズらせることは、決して簡単ではありません。しかし、正しい戦略と継続的な努力があれば、あなたの渾身の曲が多くの人の心に響き、世界中に広がる可能性を秘めています。
私自身も、まだまだ試行錯誤の毎日です。でも、自分の作った曲が誰かの動画に使われたり、「この曲好きです!」というコメントをもらえたりすると、本当に心が震えます。その喜びは、何物にも代えがたいものです。
この記事が、あなたのオリジナル曲を世界に羽ばたかせるための一助となれば、こんなに嬉しいことはありません。ぜひ、今日から実践して、あなたの「音」をTikTokで爆発させてみてください!
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