「自分の作品をまとめて見せられるサイトが欲しいけど、どうやって作ればいいか分からない…」
「ポートフォリオサイトって、なんだか難しそう…」
今、このページを読んでいるあなたは、きっとこんな風に感じているんじゃないでしょうか。
SNSにイラストを投稿するたびに、「いつかこの絵で誰かに喜んでもらって、少しでもお金を稼げたらいいな…」なんて漠然と思っていましたが、具体的な行動には移せないでいました。
何を隠そう、何を隠そう、私も最初はそうでした。自分でWebサイトを作る知識なんてないし、お金もかかるし…。
でも、そんな悩みを解決してくれたのが、今回ご紹介す「Xfolio(エクスフォリオ)」というサービスです。
この記事では、ポートフォリオサイトの必要性から、Xfolioの魅力、使い方、そしてPixivとの使い分けまで、全てを包み隠さずお話しします。
さあ、あなたの作品を、最高の「作品集」として見せるための第一歩を、一緒に踏み出していきましょう!
そもそもXfolioって何?クリエイターが注目すべき3つの理由
まずは、Xfolioがどんなサービスなのか、そしてなぜ、クリエイターのポートフォリオサイトとして選ばれているのか、その理由を3つお話しします。
理由1:ポートフォリオに特化したシンプルなUI
Xfolioは、一言で言えば「クリエイターのためのポートフォリオサイト」です。
- 無駄な機能がない:
- 交流機能やタイムライン機能はあえてなくし、作品を美しく見せることに特化しています。
- 閲覧者は、あなたの作品だけに集中して見ることができます。
- 洗練されたデザイン:
- シンプルで洗練されたデザインなので、誰でも簡単にプロのようなポートフォリオサイトを作れます。
- 複数のテンプレートが用意されているので、自分の作品に合ったデザインを選ぶことができます。
理由2:PixivやBOOTHとの連携が超便利
Xfolioは、Pixivを運営するピクシブ株式会社が提供しているサービスです。
そのため、PixivやBOOTHといった他のサービスとの連携機能が非常に優れています。
- Pixivの作品を自動で取り込める:
- Pixivに投稿した作品を、Xfolioに自動で取り込むことができます。
- 一つ一つ作品をアップロードする手間が省け、時間を大幅に節約できます。
- BOOTHとの連携:
- BOOTHで販売しているグッズをXfolioに表示させることができます。
- ポートフォリオサイトから、直接あなたのグッズ販売ページへ誘導できるので、あなたの作品に興味を持った人が、そのままグッズを購入してくれる可能性が高まります。
理由3:オリジナルグッズ販売機能「Xfolio Goods」が使える
Xfolioには、「Xfolio Goods」というオリジナルグッズ販売機能もついています。
- 在庫を抱える必要がない:
- ユーザーからの注文が入ってから制作を開始する、受注生産形式なので、在庫を抱える心配がありません。
- 簡単にグッズを制作・販売できる:
- 難しい知識は不要で、テンプレートにイラストを配置するだけで、誰でも簡単にグッズを制作・販売できます。
あなたの作品が誰かの手に渡る、という喜びを、Xfolioで気軽に体験できるのは大きな魅力です。
【初心者向け】Xfolioでイラストを投稿・ポートフォリオを作成する基本ステップ
それでは、実際にXfolioでイラストを投稿し、ポートフォリオサイトを作成する手順を見ていきましょう。
ステップ1:アカウント登録
まずは、Xfolioの公式サイトにアクセスし、アカウントを登録します。
- メールアドレスやパスワードを入力して登録します。
- Pixivアカウントと連携すれば、ワンクリックで簡単に登録できます。
ステップ2:作品を投稿・追加する
アカウント登録が完了したら、いよいよ作品の追加です。
- 作品の新規投稿:
- 画面上部の「作品投稿」ボタンから、PCに保存している作品をアップロードします。
- タイトル、キャプション、タグなどを入力します。
- Pixivからの作品インポート:
- XfolioとPixivを連携させていれば、Pixivに投稿した作品を一覧で表示し、Xfolioに追加することができます。
- 過去の作品も簡単にポートフォリオに追加できるので、とても便利です。
ステップ3:プロフィールを充実させる
作品の追加が完了したら、次にプロフィールを充実させましょう。
- プロフィール画像のアップロード:
- あなたを象徴するようなアイコン画像をアップロードします。
- 自己紹介文:
- どんなイラストを描いているのか、どんなものが好きなのか、自己紹介文を書いてみましょう。
- SNSとの連携:
- X(旧Twitter)やInstagramなど、他のSNSアカウントと連携させましょう。
Xfolio投稿をもっと楽しむための3つのコツ
ただ作品を投稿するだけでなく、Xfolioならではの機能を使いこなすことで、あなたのポートフォリオサイトはもっと魅力的になります。
コツ1:ギャラリー機能を活用して作品を整理する
Xfolioには、投稿した作品をテーマごとに整理できる「ギャラリー」機能があります。
- 「二次創作」「ファンアート」「デフォルメキャラ」といったように、作品を分類することで、閲覧者があなたの作品の世界観を理解しやすくなります。
- 「2023年イラスト」「2024年イラスト」といったように、制作年度で分けることで、あなたの画力の変遷を見せることもできます。
コツ2:PixivやSNSとの「連携」を最大限に活かす
Xfolioの最大の魅力は、他のサービスとの連携です。
- Pixivに投稿した作品を、Xfolioでポートフォリオとして見せる
- XやInstagramでXfolioのURLを告知する
- BOOTHで販売しているグッズをXfolioに表示させる
といったように、それぞれのサービスの強みを活かすことで、あなたの作品に興味を持った人を、あなたのポートフォリオサイトに誘導することができます。
コツ3:ブログ機能を活用してファンとの交流を深める
Xfolioには、ブログ機能もついています。
- イラストのメイキングや制作秘話
- 個展やイベントの告知
- 創作活動に対する思い
などをブログに書くことで、あなたの作品の裏側にあるストーリーをファンに伝えることができます。
【知っておこう】Xfolio投稿のメリットとデメリット
Xfolioは、素晴らしいサービスですが、当然ながら、メリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、両方を正直にお話しします。
メリット
- ポートフォリオとして最適:
- 作品を美しく見せることに特化しているため、ポートフォリオとして最適な環境です。
- 他サービスとの連携が便利:
- PixivやBOOTHと連携できるので、管理がとても楽です。
- 仕事につなげやすい:
- 企業や個人がクリエイターを探す際、ポートフォリオサイトは非常に重要です。Xfolioは、プロとしての自分を見せるのに最適なツールです。
デメリット
- 交流機能は限定的:
- コメント機能や「いいね!」機能はありますが、XやPixivのような活発な交流は期待できません。
- タイムライン機能はなし:
- 投稿した作品が、多くの人の目に留まるようなタイムライン機能はありません。
- 閲覧者を増やすには、XやPixivでXfolioのURLを告知する必要があります。
- 作品が埋もれやすい:
- Xfolio内での作品の検索機能はありますが、他のサービスに比べると、あなたの作品が不特定多数の人に見つけられる機会は少ないです。
XfolioとPixiv、どう使い分ける?
「XfolioもPixivも、どっちもピクシブ株式会社のサービスだけど、どう使い分ければいいの?」
そう悩んでいる人もいるかもしれません。結論から言うと、それぞれ違う役割を持っています。
- Pixiv:
- 不特定多数の人に見てもらい、交流を楽しむ場所です。
- ファンアートや二次創作は、特にPixivでの投稿がおすすめです。
- Xfolio:
- 自分の作品を体系的に見せ、仕事につなげる場所です。
- 厳選した作品を「作品集」として公開し、プロとしての自分をアピールするのに最適です。
【使い分け】
- Pixivで新作イラストを投稿して、たくさんの人に「いいね!」や「ブックマーク」をもらう。
- Xfolioには、Pixivに投稿した作品の中から、特に気に入っているものを厳選してポートフォリオとして掲載する。
- X(旧Twitter)で「新作イラスト投稿しました!詳しくはXfolioを見てね!」と告知する。
といったように、それぞれのサービスの良さを最大限に活かすことで、あなたの創作活動の可能性はさらに広がります。
まとめ:あなたの作品を「商品」として見せる場所
この記事では、Xfolioを使ったイラスト投稿について、様々な角度から解説しました。
- Xfolioは、ポートフォリオに特化したシンプルなUIと、Pixivとの連携が魅力のサービスです。
- 作品を「作品集」として整理し、プロとしての自分をアピールするのに最適です。
- 交流機能は限定的ですが、XやPixivと併用することで、そのデメリットを補うことができます。
- Xfolioは、あなたの作品を「商品」として見せる場所です。
あなたが描いた一枚一枚のイラストは、かけがえのない大切な作品です。その作品を、Xfolioという洗練された場所で、最高のかたちで見せてみませんか?
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